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品良く着こなすため 夕霧、悲しみに暮れる宮（女二の宮・朱雀帝の皇女）を訪問される「源氏物語」夕霧の巻・大炊御門宗氏・自筆・茶道38B 茶碗の詳細情報
兵庫県丹波ささ山産コシヒカリ新米（白米）１０キロ。【閑】茶道具 膳所焼 淡海ぜぜ 茶碗 流れ釉抹茶碗 遠州七窯 共箱★美品★4D0408 ■。 閉じる
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
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カスタマーレビュー
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自筆「源氏物語」の「夕霧（ゆうぎり）」の巻は、禁裏（京都御所）において書かれたものです。茶道具 抹茶茶碗 色絵 注連飾り（しめかざり）、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品、。
「夕霧の巻」の主人公「夕霧」は、国宝「源氏物語絵巻」の中に柏木を見舞う柏木として描かれている
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏（おおいのみかどむねうじ）」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇（ごつちみかどてんのう）の曽祖父です。茶道具 抹茶茶碗 色絵 露草に虫 画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品。。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。茶道具 抹茶茶碗 色絵 団扇（うちわ）画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品。。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子（のぶこ）であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。原口卓士 ★ 粉青磁 茶碗 ★ 共箱 共布 ★ 釉景が美しい逸品 ★ 茶道具 ★ 人気作家 ★ 中国南宋官窯風 ★。現在の今上天皇と系譜がつながっている。初心者.贈り物,茶碗.お買い得品 上田善峰造 色絵金砂子猫柳図茶碗【共箱】京焼/人間国宝/裏千家/茶器/新品/骨董。
関白・近衛基熙（このえ もとひろ）は、後水尾院（第108代後水尾天皇）の皇女・常子内親王と結婚。茶道具 抹茶茶碗 乾山写 雪老松絵、京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品、。二人の皇女・熙子（ひろこ）は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。上質 和 焼き物 萩焼 茶こぼし 茶時 茶器 茶の湯 お茶 器 pottery Japanese tea ceremony antique。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子（ひろこ）は将軍家宣の正室となった。茶道具 抹茶茶碗 色絵 蓮（はす）画 （H）、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品、。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流（下記に掲示）で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。膳所焼 ★ 安南写唐草茶碗 ★ 共箱栞 ★ 小堀遠州 七窯 ★ チョコレート高台 ★ 岩崎新定 ★ 安南風 ★ ぜぜ焼。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。魯山人 染付吹墨茶碗 共箱 魯山人芸術の逸品! n492。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。伝統工芸 工芸美術 京焼 金 銀 赤楽 佐々木 松楽 銘 在銘 嶋台茶碗 共箱 共布 骨董 楽焼 鉢 初釜 茶道具 抹茶碗 割烹料理 和食 料亭。（資料の記録は下記に掲示）
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」の自筆です。茶道具 抹茶茶碗 灰釉 紅白梅絵、 京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品、。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。U50099 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 赤楽 古稀 文字 茶碗 松寿窯 宗偏流 茶道具 /RU。「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。【逢絢亭・新品】茶道具 茶碗 楽焼 赤楽 青苔写 吉村楽入 共箱入り。このため後醍醐天皇の宸翰（しんかん・天皇自筆）にかなり近い年代に書かれていることがわかる。赤楽茶碗 福寿 花押入り。また、各巻ごとの書かれた年については不明。三ツ井為吉作 素晴らしい釉薬の具合の良い逸品 共箱 抹茶碗 茶道具。従って、応永五年とは、書き始めの年である。U50100 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 赤楽 光悦写 富士 不二 茶碗 松寿窯 宗偏流 /RU。また、落款から、後年、近衛基熙（1648～1722）の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。茶道具 抹茶茶碗 色絵 紫露草画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。黒楽 スーホーの白い馬デザイン入り 茶碗 昭楽窯系統。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年（1068）～天承元年（1131）を祖として創立された。【 陶芸作品 】 館野善次郎 ★ 金彩「玄」字文茶碗 ★ 共箱 栞 ★ 茶道具 ★ 縁：板谷波山 / 師：宮之原謙 ★。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門（おおいみかど）」を称する。猪飼祐一 ★ 井戸茶碗 ★ 共箱 共布 栞 ★師：人間国宝 清水卯一 / 清水保孝 ★ 梅花皮も見事な 還元タイプ ★。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。茶道具 抹茶茶碗 灰釉 波に千鳥絵、京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。茶碗■窯変天目釉【内田邦夫】お茶道具 作家物 桐共箱 古美術 時代物 骨董品■。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。茶道具 抹茶茶碗 乾山写 紅白古梅絵、京焼 清和窯 原 清和（賢次）作、桐共箱 新品、。応永5年（1398年）に従三位となり公卿に列する。伝統工芸 工芸美術 茶道＊京焼 楽焼 嶋台茶碗 ＊佐々木昭楽 昭楽 銘 在銘 ＊赤楽 金銀彩＊祝事 正月 縁起物 茶会 茶道具。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年（1420年）に内大臣に昇任した。U50086 上作 楽 赤楽 宝珠 茶碗 松寿窯 宗偏流 山田宗白 茶道具 /PS。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』（いっきしょう）を著（あらわ）しております。U50095 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 赤楽 押花文 茶碗 松寿窯 宗偏流 茶道具 /RU。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。茶碗■赤楽 楽入窯 絵馬 馬駒 お茶道具 朱 古美術 時代物 骨董品■。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。【閑】色絵 茶碗 抹茶碗 在銘 / 茶事 茶道具 3C1214■。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。U08106 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 自作 楽 飴釉 茶碗 銘 「寿」 共箱 松寿窯 宗偏流 /G45。
出品した「源氏物語」は夕霧（ゆうぎり）の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。樋口民陶 ★ 赤楽 双立鶴 茶碗 ★ 共箱 栞 ★ 落ち着いた釉景が良く吉祥の鶴文が雅な逸品 ★ 茶道具 ★ 京焼 ★。「夕霧」の巻名は、夕霧が柏木の正室（朱雀院の姫君・女二の宮）落葉の宮に書き送った和歌「山里のあわれをそうる夕霧に立ち出でん空もなき心地して」による。U50082 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 赤楽 蜻蛉 茶碗 宗偏流 茶道具 /PS。源氏の君と葵の上の長男・夕霧は、病にふせる柏木を見舞う場面は、国宝「源氏物語絵巻」に美しい画像として描かれている。仁清 扇面 黒茶碗 采花。柏木は、自分がなきあとの正室・女二の宮（朱雀天皇の皇女）の行く末を案じ、友人の夕霧に遺言として女二の宮の後事を託す。U50083b 上作 楽 赤楽 無事 文字 茶碗 松寿窯 茶道具 宗偏流 山田宗白 茶道具 /PS。柏木なきあと、落葉の宮と称される女二の宮の世話をするために法事の世話などの用事にかけつけて落葉の宮をあう。茶道具 抹茶茶碗 色絵 鈴蘭（すずらん）画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品、。そこで、恋心がつのった夕霧は、落葉の宮との結婚を願うようになる。初心者、贈り物、青楓、お買い得品 山川巌窯造 乾山青楓図茶碗【共箱】 初心者やお稽古もの、贈り物に最適。夕霧と会う落葉の宮を心配する母の一条御息所は、心配のあまり夕霧に手紙を送る。朝日焼 鹿背茶碗。だが、その手紙は夕霧の正室・雲井雁の発覚によって夕霧に渡ることはなかった。茶道具 抹茶茶碗 色絵 烏瓜（カラスウリ）画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品。。娘・落葉の宮の出家の希望を聞いた父・朱雀院（前朱雀天皇）は、一条宮の邸に連れ戻される。茶道具 抹茶茶碗 乾山写 雪竹絵、 京焼 中村秋峰作。しかし、夕霧の希望により落葉の宮との対面の機会が生まれ、二人は婚儀を行なう。U50106 上作 楽 赤楽 光悦写 福寿 茶碗 宗偏流 山田宗白 茶道具 /RU。源氏の君と紫の上はこれも運命と考え忠告するのを控える。大阪家蔵出3 古瀬戸 御深井平茶碗 本物保証 江戸初期 桂又三郎 鑑定 共箱。夕霧と結婚した落葉の宮は、その後、多くのこどもを授かり幸福な時を過ごす。U50084 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 黒楽 光悦写 茶碗 松寿窯 宗偏流 茶道具 /PS。
自筆上部の「人非木石皆有情」人木石に非ざれば皆情あり「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。松の画 茶碗 吉井史郎。夕霧の巻の一節「岩木よりけになびきがたきは、契りとうてにくしなど思うやうあなるを」の一文による。【逢絢亭・新品】茶道具 懐石道具 汲出椀 京焼 安南写 雲堂の絵 ５客セット 花蝶窯 手塚石雲 手塚充 共箱入り。夕霧の巻の原詩は「木石」であり、夕霧の巻は「岩木」であるが、古来「白氏文集」に由来されているとされる。川瀬満之 ★ 染付 雲堂 茶碗 ★ 共箱 栞 ★ 丁寧な造形の気品ある逸品 ★ 京焼 茶道具 ★ 検 川瀬竹春 ★。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。手塚祥堂 海浜茶碗。）
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」夕霧（ゆうぎり）の巻》
「夕霧」の巻は英文で「Evening Mist」と表記されます。鈴木八郎（日展作家）作 美在銘 粉吹孔雀文茶碗 茶道具［15］。
《原本上部に「人非木石皆有情」（人木石に非ざれば皆情けあり）漢詩の落款が押捺。U50091 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 赤楽 馬 茶碗 松寿窯 宗偏流 /PS。夕霧の原文に引用されている。『趣味の店 三本松 京焼の色絵陶器』。》
（自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。【閑】中村源水造 片身変 茶碗 抹茶碗 共箱 / 茶事 茶道具 3C0601■。）
「自筆原本」
自筆右下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫（玉映）の落款。U50101 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 黒楽 富士 不二 茶碗 松寿窯 宗偏流 茶道具 /RU。
自筆上部の「人は木や石ではない、心と言うものを持っている」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。清水保孝 ★ 鉄絵 亀遊文 茶碗 ★ 共箱 栞 ★ 父：人間国宝 清水卯一 ★ 絵唐津を思わせる味わいのある上作 ★ 茶道具 ★。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。竹泉染付煎茶器。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）の落款（印譜）
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。U50077 上作 楽 赤楽 無事 文字 茶碗 松寿窯 上作 茶道具 宗偏流 山田宗白 /PS。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
（１）・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。U50087 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 赤楽 筏に宝珠 茶碗 松寿窯 宗偏流 茶道具 /PS。
《「源氏物語」夕霧（ゆうぎり）の巻》
《原本上部に「人非木石皆有情」（人木石に非ざれば皆情けあり）「白氏文集」の漢詩の落款が押捺・夕霧の原文に引用されている。404042 【 美品 茶道具 五世 中村東洸造 倣井戸茶碗 加陽庵 陶印 栞 共箱 】 検) 作家物 煎茶道具 来客 茶器 茶湯 茶呑 茶懐石 茶器 和物ⅰ。》
みや（宮）の御前には、あはれに心深き言の葉をつくして、うらみ聞え、
かつは、つきもせぬ御とふらひを、きこえ給へと、取りてとに御覽ぜす、
すゝろに、「あさましきことを、よわれる御心地に、うたかひなく思し志みて、
きえうせ給ひにしことを思し出つるに、後の世の御つみにさへやなるらん」と、
むねに滿つ心ちして、この人の御ことをとに、かけて聞き給ふは、
いとゝ、つらく心憂き涙のもよほしにおほさる。樋口民陶 ★ 赤楽 茶碗 ★ 共箱 共布 栞 ★ 銘：冬閑夜 ★ 造形良く景色の素晴らしい逸品 ★ 茶道具 ★ 検 黒楽 李朝高麗写 ★。人ゝも、きこえわつらひぬ。U50088 幽香宗白 山田宗白 幽香 山田宗偏流 九世 家元 花押 楽 赤楽 菊ノ花 茶碗 宗偏流 茶道具 /PS。
ひとくとりの御かへりをとにもなきを、しはしは、
「心まとひ志（し）給へる」なと、おほ（思）しけるに、
あまりに・・・・・《ほと（程）へ（經）ぬれは》
（文責・出品者）
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。鉢■盃 北峰造 御慶 丸米 大丸北峯 八十八年 六世一馬？白土物 菓子器 古美術 時代物 骨董品■。
《「源氏物語」夕霧（ゆうぎり）の巻》
《夕霧、月明かりの下で恋する女二の宮（落葉の宮・朱雀天皇の皇女）とご対面》
《夕霧、女二の宮（落葉の宮・朱雀天皇の皇女）に後朝（きぬぎぬ）のお手紙を書き送る》
《夕霧、悲しみに暮れる宮（女二の宮・朱雀帝の皇女）を訪問される》
《宮（女二の宮）におそばにお仕えする女房たちも、何かにつけてもの悲しく途方にくれる思いである。茶道具 抹茶茶碗 乾山写 万両（まんりょう）、京都 鈴木一点作、桐共箱 新品、。
大将殿（夕霧）は日々にお見舞の使者をおさし向けになる。堅山南風 ★ 鉄絵 『 竹 』 茶碗 ★ 共箱 ★ 日本画家による大胆でダイナミックな絵付の逸品 ★検 高橋広湖 瑞祥龍 ★。
心細そうにしている念仏の僧などの気が紛れるように、
何かと物をお贈りになっておねぎらいになり、》・・・・宮（女二の宮）の御もとには、
しみじみとやさしく情のこもる言葉を尽してそのつれなさを悲しみ申しあげる。茶道具 抹茶茶碗 色絵 目高（メダカ）画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品。。
それとともに、一方ではご悲嘆をどこまでもお慰め申しあげなさるけれど、
宮（女二の宮）は大将殿（夕霧）のお手紙を手に取ってごらんにさえならず、あの不覚にも情けない一件を、
母君が御病の重くおなりのなかでそうとばかりお思いつめになって、
そのまま最後の時をお迎えになられたことをお思い出しになると、そのことが後生での
成仏(じようぶつ)の御障(さわ)りにまでもなるのではなかろうかと胸がはりさけるような気持になられる。桃山時代 古備前 古丹波 茶入 古銅蓋 古裂内覆。
宮（女二の宮）は、この大将殿（夕霧）の御事を耳になさるだけでも、ますます悲しくて
情けない涙の種と思わずにはいらっしゃれない。高橋紘 ★ 色絵紅梅図茶碗 ★ 共箱 共布 ★ 見事で雅な絵付の逸品 ★ 茶道具 ★。
女房たちも、なんと申しあげたらよいのかほとほと困りはてた。茶碗■平安 与し三作【浅見よし三】竹の図 抹茶碗 お茶道具 共箱 古美術 時代物 骨董品■。
大将（夕霧）は、宮（女二の宮）から一行のお手紙のご返事さえないのを、しばらくの間は
取り乱していらっしゃるからなのだと思っておられた。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 草花流水の絵 小峠丹山（葛芳） 共箱入り。
だが、そのままあまりに・・・・《時が過ぎてゆくので、
（夕霧）「宮（女二の宮）が、いくら悲しいといっても限りがあるものを。茶碗■京焼き 白黒釉 仕覆付き 萌山？お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。》
備考1・備考・宮（朱雀天皇の皇女・女二の宮）からのお手紙（実際には母君の代筆）を、雲居雁（夕霧の正室）に奪われた夕霧が理由をつけて取り戻そうとする。岩淵重哉 ★ 塩釉 茶碗 ★ 共箱 共布 ★ 井戸手茶碗 ★ 味わいのある逸品 ★ 京都 ★。
備考2・落葉の宮は、朱雀帝と一条御息所の皇女で、柏木の正室。茶道具 抹茶茶碗 色絵 萩（はぎ）画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品。。柏木は生前、友人の夕霧に落葉の宮の行く末を遺言として託していた。茶道具 抹茶茶碗 色絵 秋桜（コスモス）画、京都 相模竜泉作、桐共箱 新品。。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授（1999年没）
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。茶器セット黒楽 漆茶入 抹茶碗＋共袋 棗 本立 茶杓。
《Evening Mist （夕霧）》
She refused to look at them. She was still living her mother's last days.
It was as if hermother, wasting away, were still here beside her, seeing everything
in the worst light, convinced that no other interpretation was possible.
The resentment would most certainly be an obstacle
on the way into the next world.
The briefest of his messages repelled her and brought on new floods of tears.
The women could not think what to do for her.
Yugiri at first attributed the silence to grief.
But too much time went by and he was becoming resentful.
Grief must end, after all.
英語訳文（英文）の出典：『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker（エドワード・ジョージ・サイデンステッカー）コロンビア大学教授（2007年没）
《夕霧》
寂寞地念佛的僧都很喜慰。kyoyaki 京焼 平安 茶碗 抹茶茶碗 茶道具 食器 ユニセックス【39300209】未使用。
又写情深意密的信公主，向恨，一面又无限殷勤地向慰。【閑】茶道具 錦堂在銘 呉須赤絵『人物漢詩』香合 唐物香合★時代物★4D0325 ■。
但公主看也不看一眼。黒楽平茶碗 楽印有り。想起那天上夕霧的荒唐行，
致使病弱的老夫人以他已成事，因而抱恨死去，
成了妨碍往生成佛的罪障，便悲填胸。【 陶芸作品 】大塩昭山 ★ 赤膚焼 ★ 奈良絵茶碗 ★ 共箱共布栞 ★ 猿楽の文様 干支 の申 ★ 小堀遠州七窯 ★ 愛らしい絵付 ★ 茶道具 ★。只要有人略提及此人，
就痛恨万状，泪下如雨。復興膳所焼 ★ 仁清写柳橋茶碗 ★ 即中斎書付 ★ 初代岩崎健三作か ★。因此侍女不敢禀告，徒奈何。【閑】福井楽印造 赤楽茶碗 正絹仕覆付 箱付 / 茶事 茶道具 ☆時代物☆ 3B0204■。
中国訳文の出典：『源氏物語（Yunsh wy）』
豊子愷（ほうしがい）中国最初の「源氏物語」翻訳者（文化大革命で没）
中央の写真（右から２番目）の写真が「源氏物語」夕霧の巻の末尾（原本番号73-A）の押印。【 陶芸作品 】数印 茶碗 ★ 木箱 ★ 赤楽 窯変 ★ 口辺のヘラ使いが見事で釉景が素晴らしい逸品 ★ 茶道具 ★。
左端の２つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室（冬姫）。【 陶芸作品 】桶谷定一 ★ 白天目 茶碗 ★ 共箱 ★ 覆輪 ★ 茶道具 ★ 凛とした造形が美しい逸品 ★。冬姫は内大臣・通誠の養女。189抹茶椀仁清・陶六。
冬姫は通称。奥田康博 神楽窯 七七茶碗。正式な名は伊達貞子。茶碗■御嗽碗 明治天皇御調度来？光泉善ゐ 箱書き 古いお茶道具 古美術 時代物 骨董品 希少 名品■。左端の写真は「夕霧の巻」末尾の拡大写真。和楽造 赤楽 松島 茶碗 抹茶碗 赤茶碗 楽焼 茶道具 共箱。
左上は、「人非木石皆有情」の印。京焼 御室窯 仁清 祭り馬 金彩色絵茶碗 共箱。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主（伊達家）正室一覧表の表紙。茶碗■犬 為洛作 戌 お茶道具 干支 共箱付き 共布 土物 作家物 お茶道具 古美術 骨董品■。表紙の下は一覧の拡大写真（仙台市立博物館・刊行）
（奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。猪飼祐一 ★ 灰釉茶碗 ★ 共箱栞 ★ 人間国宝 清水卯一 氏に師事 ★ 緑かかった灰釉が面白い ★ 土味も良好 ★ 清水焼京焼。）
（出品した自筆の「断層画像写真」（夕霧の巻）MRI 39―38B
自筆下二つの印のうち下は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子（よりこ）」、上は娘の幾千姫（玉映）の落款
「源氏物語」「夕霧の巻」主人公・夕霧の資料
下記写真は、国宝「源氏物語絵巻」の中に描かれる夕霧。春楽造 内金 彫松 陶印 桐共箱。
病床の柏木を見舞う夕霧。茶碗■絵唐津 「須田祥豊」歪み茶碗 ぐい飲み 京焼 酒器 古美術 時代物 骨董品■2。左が柏木、右が夕霧。☆☆☆アンティーク 天皇陛下菊紋、桐紋入茶碗 極稀少品 永遠の御家宝。
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図（公家事典303頁）
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。京焼 茶道具 平茶碗 仁清の銘 紅葉 桜 箱なし サイズ 径14cm 高さ5.5cm。2番目の写真は近衛基熙の肖像（陽明文庫・所蔵）
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
4番目の写真は、天皇家・近衛家略系図の出典（淡交テキスト「茶会記」に親しむ・７）平成29年7月淡交社・刊行
「人非木石皆有情」（人木石に非ざれば皆情けあり）の漢詩文の落款が押捺されている。茶碗■窯変茶碗 日展「岡本和郎」チャリティー作品 希少 京焼 共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。U50127 猪飼祐一 青磁 茶碗 茶道具 /TR。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」（かけじく）を拝見（はいけん）の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。U01402 木村隆 窯変 天目 茶碗 天目碗 共箱 /GP。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。内田邦夫 重結晶釉 茶碗。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。茶碗■飴釉 古い茶わん お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。
出品している書の「断層（MRI）写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。三国丹祐 ★ 清雅 茶碗 ★ 共箱 ★ 宇治黄檗山 万福寺 第四十九代管長 黄檗玉田：文字 ★ 師：三浦竹泉 ★ 雅な逸品 ★ 茶道具 ★。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 彫三島 須田祥豊 木箱付き。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層（MRI）写真」です。天皇陛下菊紋、桐紋入茶碗 極稀少中古品 永遠の御家宝。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層（MRI）写真撮影」をしております。茶碗■京薩摩焼き 翆涛園 菊文 雲 お茶道具 桐箱 古美術 時代物 骨董品■。撮影後、展示のために再表装をしております。茶碗■葡萄唐草 自筆「福寿」東大寺 守屋弘斎大僧正 徳泉造 紫翆窯 染付 お茶道具 桐共箱 古美術 時代物 骨董品■。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste（再剥離用糊）」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。真葛香斎作 桐の絵茶碗☆仕覆付☆華やかな絵付けの名品☆cc453。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。油滴天目花入加藤時蔵。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。太田垣連月 茶碗。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【逢絢亭】茶道具 茶碗 京焼 赤絵 金彩茶碗 祥瑞五良介 浅見五良助 共箱入り。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。楽印有り 楽茶碗。
２・大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。茶碗■金海写茶碗【蔵六造】山科初窯製 眞清水蔵六 黒釉 共箱 お茶道具 古美術 時代物 骨董品■。その後、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。茶道具 抹茶茶碗 仁清 枝垂（しだれ）桜、京都 壱休窯 窪田常之作 桐共箱■新品■。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏（おおいのみかど むねうじ）」であることが判明した。茶碗■平安「片山雅美」 勅題 京焼 桜紋 春 お茶道具 骨董品 古美術 抹茶碗 作家物■。
「源氏物語」には、応永五年（1398）～応永十三年（1406）までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が２３歳から３１歳までの間に書かれたものと推定されている。茶碗■未 岡本和郎作 羊 共箱 日展作家 京焼名工 京焼 抹茶碗 作家物 古美術 骨董品■。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年（1421）４７歳で没している。茶碗■鈴木健司作 白天目 白釉 茶碗 抹茶碗 茶道具 共箱 京焼 作家物 陶器■。
３・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。茶道具・茶器 抹茶茶碗、黒仁清 誰ケ袖（たがそで）、京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品。。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別（Handwriting Analysis）」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。A_窯元工人不詳落款は有■『見ざる/聞かざる/言わざる』三猿の茶碗。
４・近衛基熙（このえもとひろ）について
近衛基熙は、慶安元年（1648年）3月6日、近衛尚嗣（関白・左大臣）の長男として誕生。R67【高山泰造】 土の華 信楽茶碗。母は後水尾天皇皇女女二宮。茶道具・茶器 大棗 桜散蒔絵、中村宗悦作、桐共箱 新品。。実母は近衛家女房（瑤林院）。茶道具 抹茶茶碗 数茶碗 青磁 雲鶴 ５客、京都 中村与平作、化粧箱入 新品。。幼名は多治丸。茶道具 抹茶茶碗、乾山写 桜絵（N）、京焼 中村秋峰作、桐共箱 新品。。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。茶碗■彩釉 茶碗 陶芸家「徳力孫三郎作」共箱 共布 お茶道具 作家物 古美術■。承応3年（1654年）12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。茶道具 抹茶茶碗 乾山 桜絵、京焼 中村秋峰作 桐共箱■新品■。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年（1655年）従三位に上り公卿に列せられる。茶碗■山王神伝 昌山 神紋入り 京薩摩焼き お茶道具 共箱付き 古美術 骨董品■。明暦2年（1656年）に権中納言、万治元年（1658年）に権大納言となり、寛文4年（1664年）11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。茶碗■赤膚山 大塩昭山 古瀬暁三 赤膚焼 お茶道具 骨董品■。寛文5年（1665年）6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年（1671年）には右大臣、さらに延宝5年（1677年）に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年（1690年）1月に関白に昇進した。桶谷定一 ★ 天目覆輪茶碗 ★ 共箱 ★ 茶道具 ★ 釉景の良い逸品 ★ 天目作品の名工 ★。近衛基熙は、寛文5年（1665年）から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。茶碗■暦手 【与し三造】抹茶碗 お茶道具 桐共箱 古美術 時代物 骨董品■。
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