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不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「懸其所仕之車置諸廟」漢詩文の落款
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる断層画像写真
閉じる女三の宮の降嫁、復元模型
閉じる左が冷泉天皇、右が源氏の君の模型
閉じる左が柏木、右が夕霧(国宝・源氏物語絵巻)
閉じる御簾の奥が朱雀院(前朱雀天皇)
オススメ度 4.9点
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自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。また、各巻ごとの書かれた年については不明。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。外箱シミ汚れあり。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。初学人身窮理。息軒遺稿。2冊セット 全州李氏洛州齊派世譜 古本 古書 朝鮮 韓国 氏族 資料 族譜 漢文 李朝。ラテンアメリカの文学 全18冊 綜合社編。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵にて保管 正徳 四月 古文書。『文官講義録編綴』法制時報社/大正時代 参考書 教科書 教育史 和本 公務員試験【24-0412-108】。1759年 和本 良薬 馬療弁解 宝暦9年 和本 古書 ②E。●極上和本YM4832●江戸明治和本等>〈今様文章〉御所女筆 延宝8年 女筆手本 稀書往来物 上巻題簽欠 稀書(他に所蔵無し)。心理学 完 金子筑水(金子馬治) 東京専門学校(早稲田大学) 検)美学フロイトアドラーユング戦前明治大正古書和書古文書古本PI。立原道造全集 全6冊 立原道造。)
「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘の幾千姫(玉映)の落款。
反対側の印は仙台藩医・木村寿禎の落款
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。》
《志(し)つかに》・・・・きこ(聞)しめ(召)しすまさむこと、
いましもなむ、心つかひせらるへき。
物の師なといふ物は、たゝ、わか立てたる事こそあれ、
いと、くちをしきものなり」なと、なつかしくのたまひつくるを、
うれしき物から、くるしく、つゝましくて、
言少なにて、「この御前を、とく立ちなむ」と思へは、例のやうに、こまやかに
もあらて、やうやう、すへり出てぬ。画本図貨。六根清浄太祓松風抄。哲学綱要 完 金子筑水(金子馬治) 東京専門学校(早稲田大学) 検)美学 ニーチェベルグソン戦前明治大正古書和書古文書古本PI。●狗傷考。生田耕作評論集成 全4冊。通俗三才諸神本紀。月与雪花の仮宅 江戸古美術 版画 春画 銕勢菴主人署 骨董 コレクター放出美品。音羽絵図。H22-024 古事類苑 人部 二 吉川弘文館 シミあり。童子千字文。教育学 完 立花銑三郎 東京専門学校(早稲田大学) 検)夏目漱石ダーヴィン種の起源 尋常小学校勅語 戦前明治大正古書和書古文書古本PI。本郷湯島絵図。羊毛工業便覧 (上)(1968年) 日本羊毛産業協議会「羊毛」編集部 大野 一郎。一休諸国物語図会 拾遺共。渓琴山房詩。中村幸彦著述集 全15冊 中村幸彦。通俗造化機論。【中古】 わが法廷闘争 (1956年)。【中古】 日本軍隊史 第1 成立時代の巻 (1954年)。【中古】 本食い虫五拾年 (1956年)。【中古】 四人の兵士のものがたり ぬちどぅたから(いのちこそたから) (1973年)。【中古】 創造性の教育 (1966年)。【中古】 財政原理学説 (1951年)。【中古】 財産なき支配 (1960年) (論争叢書)。経本 臨濟宗妙心寺派勤行聖典 1冊揃 検索 臨済宗 妙心寺 天台宗 勤行式 仏教 真言宗 寺院 宗教 和本 唐本。【中古】 帝劇の五十年 (1966年)。【中古】 決断 第1-2 (1960年) (三一新書)。【中古】 気体放電現象 (1964年)。稀少 本朝高僧詩選 江戸 初刷 検索 高僧二十四人 栄西 道元 仏教 高僧六十六人 恵廣 和本 唐本。【中古】 精神力を活かす (1955年)。【中古】 基地の子 この事実をどう考えたらよいか (1953年)。【中古】 人間はねえ (1983年)。【中古】 茶碗 第5巻 日本 (1967年)。【中古】 人間と経営 トップビジネスマンとの対話 (1971年)。【中古】 地質構造とその研究 (1952年)。江戸 和本 浮世絵 国貞 26面 春画 等 木版 艶本「ゆめあはせ 下」全ページ 二色摺 三色摺 皆殺 生首 血しぶき 宙舞う片腕。【中古】 スタニスラフスキイ読本 (1955年)。★唐本 漢籍 蘇軾 蘇文忠公詩集 11冊★。【中古】 夜学の歴史 日本近代夜間教育史論 (1964年)。【中古】 歌舞伎図説 (1931年)。▼ 【計4冊 費暁楼先生 百美図韻 費丹旭】182-02404。【中古】 たばこ紳士 (1967年)。『初学文章目録 上』寛永11年 西村又左衛門梓行 印記「相良蔵書」江戸時代和本 作文・綴文指南書。はなのわたり 俳諧 宜彦編。【中古】 基礎物理学実験 大学実習 (1966年)。【中古】 作曲家の世界 (1955年)。【中古】 退読書歴 (1933年)。古版 江戸初期 寛永13年 西村又左衛門新刊 浄土文類聚抄1冊 検索 仏教 和本 唐本 経本 古文書。【中古】 明治演劇史 (1933年)。【中古】 総合防除 (1973年)。1932年 茶道 茶器 検索⇒裏千家 茶之湯 利休居士 本勝手 炭手前 風炉 隅炉 點茶 千宗室 茶器 茶碗 茶入 水指 茶釜 茶筅 茶巾 點前 棚荘方。【中古】 近代土地所有権の成立過程 (1958年)。【中古】 最新毛織技術と毛織物解説 (1956年)。【中古】 独裁の研究 (1957年)。【中古】 ケルンに生きる 第4 遭難の手記 (1961年)。源氏の君の邸・二条院の西の対に住む若紫(紫の上)に仕える人々。
京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵
自筆「源氏物語」の「若菜(わかな)下」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。。文苑英華 全6冊 中文 宋・李〓他編。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。後文後集 上下。当方、先祖代々受け継がれ曽祖父蔵保管 小笠原 書状 古文書。現在の今上天皇と系譜がつながっている。Ab-113/古事記全釋(終) 著者/植松安 大塚龍夫 昭和9年3月15日5版発行 不朽社書店 古事記地図 大和地方 他/L1/61202。諸国道中金の草鞋のうち「奥州南部」。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。幕府領会津藩預所永井野村古文書●明治39年 勲章佩用心得・勲章年金受領者心得等 3冊と手紙 大沼郡永井野村 現在の福島県会津美里町 240530。J09-039 古事類苑 樂舞部 一 吉川弘文館。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。東洞先生遺稿。若きいのちの日記 (1969年) (銀河ノンフィクション〈4〉)※イタミ有。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。嬰児論。梅原猛著作集 全20冊 梅原猛。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。1942年 大東亜戦争 戦況画報 検索⇒支那軍 中華民国 汪精衛 蒋介石 関東軍閥 国民党軍 生写真 革命党 満洲 総督府 張学良 古建築 日中戦争。夜光乃珠(櫨栽培)。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。坪井竹類図譜。ははのつとめ。従って、応永五年とは、書き始めの年である。関敬吾著作集 全9冊 関敬吾。松尾芭蕉他著 柳居編『俳諧七部集 炭俵/阿羅野/曠野集員外』文化5年 諧仙堂蔵板/野田治兵衛他刊 江戸時代和本 俳書 連歌 俳句。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。味匠 あじのたくみ 伝承1000年の料理 四季の魚介 春のねた 講談社 管理番号1416。1940年 中華民国29年 古文書 検索⇒朱印 為替 手形 銀票号 支票据 水印 小切手 支那 紙幣 洋行 台湾 朝鮮 印紙 銭荘 満洲帝国 租界 租借地。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門」を称する。唐欧陽 九成宮醴泉銘 見開き24面 拓本。疲労と精神衛生 (1968年) 桐原葆見博士喜寿記念刊行会 桐原 葆見※イタミ有。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。H22-023 古事類苑 人部 一 吉川弘文館 シミあり。。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。森鴎外全集 全9冊 筑摩全集類聚 森鴎外。東印度諸島の怪奇と芸術 宮武辰夫著 昭和12年 署名入り。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。本草原始。朝永振一郎著作集 全15冊 朝永振一郎。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。大日本道中細見絵図。J09-038 古事類苑 官位部二 吉川弘文館 外箱シミ汚れあり。。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。
出品した「源氏物語」は「若菜(わかな)下」の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。1941年 写真多数 汪精衛 画報 検索⇒ 支那 中華民国 蒋介石 関東軍閥 憲兵 国民党軍 生写真 革命党 満洲帝国 総督府 張学良 古建築 租借地。若菜・下の巻名は朱雀院(前朱雀天皇)の五十の御賀があり、源氏の君はその賀宴を「このたび足りたまはん年、若菜など調(てう)じてや」に因む。柏木は朱雀院(前朱雀天皇)皇女で源氏の君の正室に降嫁した女三の宮へのかなえられない恋に煩悶する。大航海時代叢書 1期+2期+エクストラ 全42冊。四年の歳月が経過。冷泉天皇は在位十八年にして東宮に譲位し今上天皇として即位した。【古文書】群馬県高崎・鷹司松平家「輪笙院」直筆法華経巻物/文政13年/池田信成。翌年、朱雀院(前朱雀天皇)と女三の宮との対面を企画し五十の賀宴が催されることになった。源氏の君は六条院の女たちによる「女楽」による演奏の宴を開いた。正字玉篇大全。柏木は、女三の宮の姉・女二の宮を正室に迎えたが、女三の宮への未練を断ち切れずにいる。葵祭りの前日、柏木は源氏の君の不在時に小侍従の手引きにより女三の宮と逢瀬をした。農業自得。夏のある日、源氏の君は女三の宮の体調不良の原因がご懐妊と知り、不審を抱いた源氏の君が柏木から女三の宮あての手紙から柏木と女三の宮の密事が発覚する。(女三の宮の子がのちの薫の君)源氏の君、41歳から47歳までを描いている。H22-015 古事類苑 政治部 一 吉川弘文館。
自筆上部の「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。武道講習会講演集・昭和7年/大日本武徳会本部/武道史・越智茂/今日の海軍・武富邦茂/満洲国の建設と王道政治・矢野仁一/国際紛争と国際連盟。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
「若菜・下」の巻は英文で「New Herbs Part Two」と表記されます。
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という。ランボー全集 平井啓之他訳。これは、中国の皇帝が譲位した場合、高位の高官も職を致仕(退官)するという「白氏文集」の漢詩文に由来している。「若菜・下」では在位十八年の冷泉帝が譲位し、これにつれて太政大臣が致仕する。美辞学 島村抱月 東京専門学校(早稲田大学) 検) 戦前明治大正古書和書古文書古本PI。原文には、「かしこき帝の君も位を去りたまひぬるに、年ふかき身の冠(かふふり)を懸(か)けむ」と記されており、「白氏文集」の漢詩文からの引用である。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。H22-016 古事類苑 武技部 吉川弘文館 外箱シミ汚れあり。。史学綱要 完 後藤寅之助(後藤宙外) 東京専門学校(早稲田大学) 歴史学日本史 検) 戦前明治大正古書和書古文書古本PI。
自筆上部のタテ長の印は、「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて
諸(これ)を廟(城門)に置く)」という漢詩文の落款。御江戸大名小路絵図。稀版 古版 選擇本願念佛集 上下2冊 検索 仏教 五山版 宋版 和本 唐本 古文書。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。稀少 江戸前期 寛文8年初刷 妙法蓮華経 観世音菩薩 普門品 一冊揃 木版画 検索 仏教 古典会 和本 唐本 経本 お経 仏絵 仏画 古文書。農稼業事 後編共。
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
《原本上部に「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という若菜・下の原文中に引用されている漢詩の落款が押捺されている。鍼灸重宝記。剰24p) 四国八十八ヶ所本尊道中記 全 巻物 二巻 箱付 明治 天保 古文書 和書 (1130R11029)。かの大將と、もろともに、
見入れて、舞の童への、用意・心はへ、よく加へ給へ。延喜式。J09-041 古事類苑 植物部 二 金石部 吉川弘文館 シミあり。。ひんかしの御殿にて、大將のつくろひい
たしたまふかく(樂)人・まひ(舞)人のさうそく(裝束)のことなと、
又々(またまた)、をこなひ・・・・《くは(加)へ給ふ。》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。李王職編『李王家美術館陳列日本美術品図録』(6冊セット=第3,4,6~9輯)昭和11-18年 李王職刊。
《「源氏物語」若菜(わかな)下の巻》
《准大上天皇として現世における極上の栄耀栄華を得た我が身を回顧する源氏の君》
《柏木と女三の宮の密通を藤壺中宮と自分(源氏の君)とに重ねて合わせて悩む》
《柏木、女三の宮(源氏の君の正室)との密事(みそかごと)が露見し驚く》
《源氏の君、柏木を二条院に招き、御簾(みす)越しに謁見しお話をされる》
《(源氏の君)「あの院(朱雀院・前朱雀天皇)は、何事にも通じていらっしゃらないところが
ほとんどおありでないのですが、そのうちでも音楽についてはご熱心で、
まったく堪能でいらっしゃるのです。道三翁養生物語。
ですから、今のお話のようにいっさいをお捨てになったようですけれど、
静かに》・・・・・お聞き入りあそばすとなれば、かえって今のほうが
こちらでも気をつかわないではいられないように思うのです。
あの大将(夕霧)といっしょにお世話くださって、舞の童(わらわ)たちのたしなみや
心がまえをあなたからもお教えくだされ。怪文書「犬養内閣の寿命は長くとも特別議会まで!!」犬養毅 五・一五事件 野崎政助 渡辺正雄 選挙妨害 パンフレット 古文書【24-0326-7】。その道の師匠などというものは、
自分のたずさわっている芸はともかく、まったく行き届かないものです」
などと、大殿(源氏の君)が、衛門督(えもんのかみ・柏木)に親しくご依頼になる。
衛門督(柏木)は、大殿(源氏の君)の話しにうれしくは思うものの、
つらくも気づまりにも感じられて、何も申しあげられない。丹氏察病学。
一刻も早く大殿(源氏の君)の御前を引き退(さが)ろうと思うので、
いつものようにこまごまとしたお話をなさるでもなく、ようやくのことすべり出た。
衛門督(柏木)は、東の御殿で大将(夕霧)が用意なさった楽人や舞人の装束のことなどに、
さらに新たな趣向を・・・・・《お加えになる。心性実験録(一名西学辨解)。》
備考1・柏木と女三の宮の密通を藤壺中宮と自分(源氏の君)と重ねて合わせて、恋ゆえに避難することができないと悟る。
備考2・源氏の君は先天的な優秀性のゆえに帝の寵愛を受けた。中華文化通志 全101冊 中文 中華文化通志編委会編。現在は、准大上天皇として現世における極上の栄耀栄華を得ている。
備考3:冷泉天皇は桐壺天皇と藤壺中宮の皇子としているが実際は源氏の君と藤壺の皇子。英文評釈 完 増田藤之助述 東京専門学校(早稲田大学) 英文学英語アメリカ文学イギリス文学 検)坪内逍遥 戦前明治大正古書和書古文書古本PI。東宮(皇太子)は、今上天皇として即位し、今上天皇と明石女御の御子は、源氏の君の孫、のちに次期天皇として即位する未来が開け源氏の君の栄華が際立つ。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。東京全図。
禁裏(京都御所)で書かれたものです。外箱シミ汚れあり。。
《New Herbs Part Two(若菜・下)》
Do please add your efforts to Yugiri's and see that the lads are well
prepared and in a proper frame of mind as well.
I do not doubt that the professionals know what they are doing,
but somehow the last touch seems missing."
He could not have been more courteous and friendly, and Kashiwagi was of course grateful;
but he was in acute discomfort all the same.
He said little and wanted only to escape.
It was far from the easy and pleasant converse of other years,
and he did presently slip away.
In the northeast quarter he had suggestions to make about the
costumes and the like which Yugiri had chosen.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《若菜・下》
可以静心听,在一定更加好音了。我想和夕共同努力,
好好地教那班学舞的童子。小倉百首摘要抄。那些技,只是精通自己的,
却不得教,不足道也。”度非常切。茶道早合点。柏木一以喜,
一以惧,心中惶惑不安,很少。他只巴望早点儿去,
因此并不回答。市ヶ谷牛込絵図。后来好容易脱身而出。
夕在院花散里夫人那人和舞人,
得了柏木的助,装束等又添了些新花。HH-9860■送料込■甲斐志料集成 荻原頼平 資料 郷土資料 山梨県 古本 和本 古書 印刷物 昭和7年 ●まとめて12冊/くNKら。
中国訳文の出典:『源氏物(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」若菜・下の巻の末尾(原本番号107-B)の押印。
左下の四角の大きな印は仙台・伊達家の家紋の印(竹に雀)
家紋の上2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)の印。佐々木善三郎『北海道あさひかは毒薬心中一ツとせい節し』大正9年刊(宮城県志田郡)俗謡 大正時代の数え歌 ひとつとせ節。冬姫は内大臣・通誠の養女。
冬姫は通称。●極上和本YM4833●江戸明治和本等>女筆子日松 宝永2年 稀書(他に所蔵無し) 大判女筆手本。正式な名は伊達貞子。2つとも貞子の印。和文評釈 池谷一孝(永井一孝) 方丈記伊勢物語栄花物語 東京専門学校(早稲田大学) 国文学 検)徒然草坪内逍遥関根正直 戦前明治大正古書PI。左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。
左上端の細長い落款は、「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」の漢詩文の印。西湖詩 一帖揃 検索 拓本 王羲之 蘇東坡 和本 唐本 書道 中国美術 王義之 古文書。漢詩文の右の2つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)の印。方子の上の印は方子の娘・幾千姫(玉映)の印。【中古】 存在と所有 (1957年)。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。【中古】 自動組立技術入門 (1972年)。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(出品した自筆の「断層画像写真」(若菜・下の巻)MRI 35―101B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」
1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
【天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行】
4番目の写真は、「日本史の茶道」千利休の孫・宗旦と近衛基熙の茶の湯の交流」120頁(淡交社刊)
5番目の写真は、近衛基熙が、御所で第111代・後西院天皇を主賓に茶会を開催した記録「公家茶道の研究」55頁(谷端昭夫・著)
「源氏物語」「若菜・下の巻」絵図、茶室関係資料
下記写真1番目は、「源氏物語屏風(若菜・下)」(源氏物語絵巻)
朱雀院(前朱雀天皇)の五十の賀を祝い女三の宮、紫の上、明石女御が演奏する「女楽」の有名な場面
上の女性三人のうち右から紫の上は和琴、明石の女御は箏、女三の宮の琴。●極上和本YM3327●〈江戸〉新用文章(村田板・頭書絵抄、寛文板系統)稀書往来物。
手前の後ろ姿で琵琶を弾いているのが明石の君
上から2番目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)
上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例
「懸其所仕之車置諸廟(其仕ふる所の車を懸(か)けて諸(これ)を廟(城門)に置く)」という漢詩文の落款が押捺されている。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。【中古】 創意を生かす経営 (1959年)。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。【中古】 日本塗料工業史 (1953年)。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。【中古】 裁判と正義 (1957年)。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。西洋事情。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。書画薈粋 第二編3巻 3冊 畑時倚毛義輯 燕石楼蔵板 検索 誹諧 俳諧 日本画 和本 唐本。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。【中古】 生物学の革命 (1960年)。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。【中古】 原始仏教 (1956年) (サーラ叢書 第4 )。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。御物聚成 全4冊 宮内庁侍従職蔵版。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。【中古】 ジャーナリスト 新聞に生きる人びと (1956年) (人間の記録双書)。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。【中古】 むらさきくさ 日本色彩の文化史的研究 (1956年)。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。【中古】 ラグビー (1954年) (旺文社スポーツ・シリーズ)。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。母は後水尾天皇皇女女二宮。【中古】 呼び屋 その生態と興亡 (1966年) (フロンティア・ブックス)。実母は近衛家女房(瑤林院)。幼名は多治丸。鄙事記。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。【中古】 織物の知識 (1955年)。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。【中古】 あなたも忍者になれる (1966年) (クラウンブック)。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。1943年 写真文化 汪精衛 検索:支那 中華民国 蒋介石 関東軍閥 憲兵 国民党 督軍 生写真 革命党 満洲 総督府 張学良 古建築 満鉄 租借地事変。
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